クマ治療(総論)

目の下に出現する“クマ” の正体は、膨らみ・凹み・下眼瞼皮膚の色調変化です。膨らみは一目瞭然で、凹みがあると、さらに際立ってしまいます。そして、下眼瞼皮膚の “黒ずみ”は、ピンクなどの明るいカラーとは違い、目の下に”暗い”印象を与えてしまいます。この、目の下の膨らみ・凹み・黒ずみの3点セットが改善されれば、とても若返って見えるはずです。

次のような悩み、ありませんか?

目の下クマが目立っている女性の画像

・疲れてないのに、「疲れてる?」と言われる

・「顔が暗い」と言われる

・実年齢より年上に見られてしまう

SSCのクマ治療について

下北沢スキンクリニックでのクマ治療には、8種類以上もの方法があります。患者さまの症状に合わせて、治療法をカスタマイズしています。

上の4つは外科的方法、下4つは非外科的方法として分類できます。分類に関わらずカスタマイズすることが多く、以下のようなプランが人気です。

  • 経結膜的下眼瞼脱脂術+マイクロファット脂肪注入
  • 経結膜的下眼瞼脱脂術+マイクロファット脂肪注入+ナノファット脂肪注入
  • 裏ハムラ法+ナノファット脂肪注入
  • マイクロファット脂肪注入+ナノファット脂肪注入
  • プルリアルデンシファイ+Piamo

クマの原因

 目の下にあるクマの正体は、膨らみ・凹み・下眼瞼皮膚の色調変化ですが、もう少し詳しく書くと次の3つになります。

眼窩脂肪の突出による、膨らみ

膨らみによるクマは、最も分かりやすいと思います。膨らみの実体は、眼窩隔膜の下に存在する、深層の脂肪となります。そして、目の下が赤っぽくみえる “赤クマ”の正体は、眼輪筋です。

目まわりに存在する靭帯組織(ORL)、ボリュームロスによる凹み

目周りには、tear troughやpalpebro-malar grooveと呼ばれる溝を形成する、ORL (orbicularis retaining ligament)と呼ばれる強固な靭帯組織が存在します。この靭帯が、眼窩脂肪の突出を強調しクマを目立たせます。また、眼球の落ち込み・眼窩の拡大による ”中顔面のボリュームロス”がクマを際立たせます。

下眼瞼皮膚の “黒ずみ” 、血流不足(うっ血) 

黒ずみによるクマは、シミをイメージすれば分かりやすいかも知れません。このタイプのクマは、”茶くま” と表現されることが多く、正体はメラニン沈着になります。特に、目の下は皮膚・皮下脂肪が薄いエリア。紫外線・摩擦などの刺激を受け、メラニンが溜まりやすいエリアと言えます。

最後に、血流不足によるクマは、最も分かりにくいかも知れません。鮮赤色を呈する酸化ヘモグロビンが減少する結果、現れてくるクマとなります。このタイプのクマの一因は、長時間のVDT (visual display terminals) 作業による眼輪筋過緊張が考えられます。スマホやPC画面を見る時間が長くなると、このタイプのクマが現れてきます。

茶クマが出来るメカニズム
茶クマが出来るメカニズム
目の下の皮膚が薄いエリア

クマ治療の考え方

下眼瞼の、単純なボリューム不足であれば、注入のみで満足いく結果を出すことも可能です。注入製剤には様々あり、当院では、ヒアルロン酸・ベビーコラーゲン・プルリアルデンシファイなどを扱っております。

下眼瞼脱脂後の注入について

2025年、クマ治療は大流行しましたが、クマの取りすぎによる “凹み”が問題視されました。注入や経結膜的下眼瞼脱脂術は、非常に簡便な手術なのですが、限界があることも知らされたのです。

また、”膨らみは無くなったものの、のっぺりした目元になった” という悩みが急速に増加。目の下〜ゴルゴラインにかけて滑らかな曲線を描けていないと、かえって疲れた印象に見えてしまうことも知らされたのです。

下眼瞼脱脂術のみでは不満足な理由

また、クマは様々な原因によって生じているのですが、”靭帯シワ” が目立つタイプでは、”ハムラ法”という追加処置が必要であることを学んだのです。

ハムラ法とは、目の下に存在するORL (Orbicularis retaining ligament) と呼ばれる靭帯を手術的に剥がすことで、靭帯シワを解消する方法です。靭帯組織を剥がすだけではなく、眼窩脂肪の再配置をすることによって、再癒着を予防し、脂肪注入と同じようにボリュームまでも作り出すことができるのです。

ハムラ法のイメージ図

1番難しく悩ましいテーマは、黒ずみ(色素沈着)・うっ血によるクマではないでしょうか。目の下皮膚は、人体組織の中で最も薄く、凹付きやヤケドを起こしやすいエリアだからです。

下北沢スキンクリニックでは、ナノファット(脂肪を細かく砕いた、絵の具のような脂肪)・プルリアルデンシファイ・レーザー・高周波などを駆使して治療して参ります。

クマの悩みは、抱え込まずに相談を

上記で解説した通り、クマ治療をする上で最も大切なことは適応を見極めることです。年齢に関わらず、注入だけで改善できる方もいれば、靭帯剥がしまで必須な方までいます。

このような理由から下北沢スキンクリニックでは様々な治療法に対応し、個々の症例によってカスタマイズできる体制を整えております。

ご予約・ご相談

目の下全般のご相談は、下記リンクからご予約をお願い致します。

https://connect.kireipass.jp/clinics/ssc/menus/139057/confirm?large_category_id=33666&page_id=1510&small_category_id=33667

ご予約が取れない場合、もしくはメール相談したい場合には、下記からお願い致します。

info@shimokitazawa-skin.com

ご質問

Q1 : tear trough depression とは何かですか?

A1 : 眼窩下縁内側から眼窩下縁に沿って瞳孔中心線まで続く陥凹を指します。解剖学的な名称について、図解してみました!よかったら、参考にしてください。

目の下の靭帯構造について

Q2 : 色クマって何ですか?

A2 : クマを色味の種類で分けて呼んでおり、色クマと呼ばれています。黒・紫(赤+青)・チャレンジングに分かれます。黒の原因は、眼窩脂肪の突出・下眼瞼溝の凹み。紫の原因は、眼輪筋の透見(赤)と皮下静脈叢の透見(青)。茶の原因は、慢性的な刺激による色素沈着とされています。

Q3 : くま取り後のダウンタイムが不安です。術後の冷やし方、教えてください。

A3 : クマ取り後のクーリングは特殊、冷えピタなどのシール型冷却剤が有効でしょう。脂肪注入をした部位にも同様に貼ると、生着率が向上すると言われています (内出血を減らす・注入した脂肪細胞の代謝を下げる)。目周りのカーブに沿ってカットして貼れるので、とーっても楽チンですよね。

このページの監修医

形成外科の医師の保坂宗孝

院長

保坂宗孝

略歴

  • 2006年
    東邦大学医学部医学科卒業、東邦大学医療センター佐倉病院形成外科
  • 2011年
    大阪回生病院形成外科
  • 2017年
    精神神経科
  • 2020年
    共立美容外科分院院長
  • 2022年
    ガーデンクリニック分院院長
  • 2023年
    ガーデンクリニック本院院長
  • 2025年
    下北沢スキンクリニック開院

資格

  • 日本形成外科学会認定形成外科専門医
  • 日本美容外科学科認定美容外科専門医(JSAPS)
  • 精神保健指定医

所属学会

  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAS,JSAPS)

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