水虫の治療


医学博士
保坂 千恵子
水虫は、白癬菌(はくせんきん)という、カビの一種が皮膚に感染することで起こる皮膚疾患です。
足に発症することが最も多く、かゆみや皮膚の剥がれ、水ぶくれなどの症状を引き起こします。
水虫には感染力があり、「人に伝染る」こともある疾患ですので、しっかりと感染対策を行うことも重要です。
水虫の症状(皮膚のかゆみや水ぶくれなど)でお悩みの方は、症状が悪化する前に、どうぞお早めに皮膚科専門医にご相談ください。
当院は医学博士で日本皮膚科学会認定皮膚科専門医などの専門医が保険診療を中心に診察しています。
また、下北沢スキンクリニックは土曜日も診察しています。
水虫とは?

水虫は、白癬菌というカビ(真菌)が皮膚の角質層に感染することで起こる感染症です。
高温多湿な環境を好む白癬菌は、足の指の間や足の裏など、蒸れやすい部位に感染しやすく、多くの方が感染している可能性があります。
水虫は感染部位により、足白癬(足水虫)、手白癬(手水虫)、爪白癬(爪水虫)、体部白癬、股部白癬などに分類されます。
最も多いのは足白癬ですが、手や爪などにも出現することがありますので、注意が必要です。
水虫の主な症状
- 強いかゆみ
- 皮膚の赤みや炎症
- 皮膚の剥がれやひび割れ
- 小さな水ぶくれ
- 皮膚の肥厚(厚みが出て硬くなる)
- 爪の変色や変形(爪水虫)
水虫の治療方法

下北沢スキンクリニックでは、適切な検査で白癬菌の存在を確認し、正確な水虫の診断を行います。
水虫と似た症状を示す他の皮膚疾患も多く、疾患の鑑別をしっかりと行うことが重要です。
水虫の診断を行った後、軽度から中等度の水虫に対しては、抗真菌薬の外用治療を行います。
テルビナフィン、イミダゾール系薬剤など、症状や部位に応じて最適な外用薬を処方し、適切な使用方法をご説明させていただきます。
重症例や爪水虫、広範囲の感染に対しては、抗真菌薬の内服治療を併用する場合もあります。
治療と並行して、靴や靴下の選び方、足の清潔保持、乾燥方法、感染対策など、再発・感染防止のための生活指導も詳しく行います。
水虫治療に関するよくあるご質問
水虫の治療期間はどのくらいですか?
足水虫の場合、外用薬による治療で約1~3ヶ月程度が目安です。爪水虫の場合は、爪の成長に時間がかかるため、内服薬による治療で6ヶ月から1年程度必要になることもあります。症状が改善しても、再発防止のため医師の指示に従って治療を継続することが大切です。
水虫は家族にうつりますか?
水虫は感染性の疾患ですので、家族への感染リスクがあります。バスマットやスリッパの共用を避け、足を清潔に保つことが重要です。下北沢スキンクリニックでは、感染を防ぐための具体的な方法についても詳しくご指導いたします。
水虫の市販薬と処方薬の違いは何ですか?
一般的に、処方薬は市販薬よりも強力であり、より幅広い種類の白癬菌に効果が期待できます。また、医師による正確な診断のもとで使用するため、より確実な治療を行うことができます。市販薬で改善しない場合や、症状が重い場合には、お早めに皮膚科専門医に相談することがおすすめです。
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当院は綺麗な内装で患者様がリラックスできる雰囲気となっています。またお通い易いように下北沢駅から徒歩1分の好立地にあります。
当院には医学博士や、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本形成外科学会認定形成外科専門医、日本美容外科学科認定美容外科専門医(JSAPS)、精神保健指定医などの専門医が在籍しています。そのため、あらゆる肌のお悩みや美容のお悩みに対応することができます。また当院の特徴としては保険診療だけでなく美容診療も行えるため、幅広いハイレベルな医療をご提供することが可能です。親しみやすいクリニックなので些細なお悩みでも一度ご相談にいらしていただければと思います。土曜日も診療しています。
住所
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-26-8
ウェルスクエアプラザ6階
交通
京王井の頭線 / 下北沢駅西口(北側) 徒歩約1分
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診療時間:10:00 ~ 19 : 00(最終受付 18 : 30 )
休診日 /水曜日・日曜日・祝日
このページの監修医

副院長
保坂千恵子
経歴
-
2009年
東北大学医学部医学科卒業 -
2011年
神戸大学医学部附属病院皮膚科 -
2019年
神户大学大学院医学研究科(博士課程)修了 -
2023年
はなふさ皮膚科三鷹院院長 -
2025年
下北沢スキンクリニック勤務
資格
- 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
- 医学博士
所属学会
- 日本皮膚科学会
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