経結膜的下眼瞼脱脂術
下まぶたの膨らみで悩んでおられる方は、老若男女を問わずに数多くいらっしゃいます。下北沢スキンクリニックにも、数多くの方が、この膨らみを改善したくて受診されています。この膨らみは、クマや眼窩脂肪とも呼ばれ、目の下に暗い影を作る原因となっています。当院では、靭帯シワ(皮膚に薄ら見える、目の下靭帯の輪郭) が目立たない方には、経結膜的下眼瞼脱脂術(いわゆる”クマ取り”)をオススメしております。
経結膜的下眼瞼脱脂術をオススメしたい方
・目の下の膨らみのみが強調されている方
・靭帯シワが目立ってない方
SSC式 経結膜的下眼瞼脱脂術のポイント
過剰な脱脂はしない
クマの原因とされる眼窩脂肪は、内側・中央・外側の3コンパートメントに区分されています。当然ながら、取り過ぎてしまうと必ず凹んでしまいます。また、どこのコンパートメントからどの程度脱脂するべきか、は経験に基づいて判断されます。当院では、適度な量を、適切な位置から切除するように心がけております。
脂肪注入を併用する
美しい下眼瞼というのは、涙袋(眼輪筋)の膨らみがあって、涙袋直下から頬骨隆起まで緩やかな凸を描くカーブで象徴されます。このOgeeカーブ(オージーカーブ)は、美の条件とも言われ、脱脂のみだけでは形成することが難しいのです。そこで、当院では腹部や太ももからいただいた脂肪を遠心分離にかけて精製し、深い層へ目の下~ゴルゴラインにかけて適量注入し、綺麗な下眼瞼形態を再建します。
手術手順
結膜(マブタ裏の柔らかい部分)を切開し、眼窩隔膜を切開して脱脂する方法。皮膚のたるみが強い方は、適応とならない場合があります。

①眼窩下神経ブロック後、切開予定部を局所麻酔。結膜を約7mm切開します。
②眼窩隔膜上を剥離して、眼窩下縁まで確認します。
③眼窩隔膜を各々のコンパートメントずつ小切開し、眼窩内脂肪を適量切除します。
④結膜切開部は縫合せず、閉創とします。
術後について
経結膜的下眼瞼脱脂術は、”切らない” くま取りと言えでも、腫れや内出血は出ます。これは、しっかりとした手術侵襲を加えているためです。
術後3日間のクーリング、3日間のテーピングは大切です。1週間後くらいから、腫れは急速に引いてくるイメージとなります。また、術後の腫れが強いと、睫毛内反(睫毛が眼球に刺さる症状)となるリスクがあります。
まとめ
・施術時間 : 1時間以内 (脂肪注入併用では2時間)
・ダウンタイム : 腫れ・内出血は約2週間。完成の1つの目安は3ヶ月です。
・主なリスク : 左右差、しこり、知覚鈍麻、など
・麻酔 : 局所麻酔
・シャワーや入浴 : 創部以外は、24時間以降から可能。創部を直接濡らして良いのは術後3日目から。
症例写真





















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