裏ハムラ法
裏ハムラ法の概要・ご料金
- 施術時間:3時間
- ダウンタイム:腫れ・内出血は約2週間。完成の1つの目安は3か月です。
- 麻酔:静脈鎮静法+鎮痛セット
- シャワー・入浴:創部以外は24時間以降から可能。創部を直接濡らしてよいのは術後3日目からです。
- 通常価格:350,000円(静脈麻酔+鎮痛セット込み)
- モニター価格:200,000円(静脈麻酔+鎮痛セット:別途55,000円)
- 主なリスク:睫毛内反、外反、ドライアイ、左右差、知覚鈍麻、内出血、むくみ、キズアト、目やに、小ジワの出現など
裏ハムラ法は、目の下の脂肪を取らずに移動させ、「ふくらみ」と「その下のくぼみ」を同時になだらかに整える手術です。
- ふくらみとくぼみが両方ある
- 脱脂後のくぼみが心配
- 顔の表面に傷を残したくない
裏ハムラ法では、アッカンベーをした時に見えるまぶたの裏側(結膜)からアプローチします。目の下のくぼみをつくる靭帯をゆるめ、ふくらみの原因となる眼窩脂肪をくぼみ側へ移動させることで、目の下の段差をなだらかに整えます。
ハムラ法では、赤矢印で示したように、2通りのルートから眼窩下縁へアプローチします。眼窩下縁を超えて剥離した後、眼窩脂肪を遊離させます。この脂肪を、剥離したできたスペースに充填します。
クマで悩んでおられる方は、手術の選択肢として経結膜的脱脂術(クマ取り)を考えておられると思います。過剰に脱脂されてしまうと、将来的にハムラ法ができなくなってしまうことがあります。脱脂する前に、ぜひご相談ください。
また、クマ取りをしたものの、Tear trough ligament やOrbicularis retaining ligamentが目立ってしまっている方、いらっしゃいませんか?お悩みでしたら、ぜひご相談ください。
メールでのご相談 : info@shimokitazawa-skin.com
表ハムラとの違いについて
| 裏ハムラ | 表ハムラ | |
| キズアト | 結膜側(目立たない) | 皮膚側 ※時間経過で通常、目立たない |
| 涙袋 | 通常、変わらない むしろ、はっきりする |
弱まる可能性あり 無くなる場合もあり |
| 皮膚のたるみ | 切除できない | 切除できる |
| 外反リスク | ほぼなし | 稀にあり |
裏ハムラをオススメしたい方
- 目の下の膨らみはもちろん、その下の凹みが強調されている方
- 皮膚のたるみ・小ジワは、それほど気にならない方
- 目の下にキズアトを作りたくない方
SSC式裏ハムラの特徴
- 専門医が、カウンセリング〜手術〜アフターケアまでトータルサポート
- 術中の痛みを抑える、安心の麻酔管理
- 目の下のエキスパートが考える、ベストな方法を選択
ハムラとは?
ハムラ法には2つのステップで説明できます。1つ目のステップは、目周りに存在するTear trough ligament やOrbicularis retaining ligamentと呼ばれる靭帯を剥がし、靭帯を無効化すること。無効化することで、"靭帯シワ”が目立ちにくくなります。2つ目のステップは、靭帯剥がしで作成したポケットに、眼窩脂肪や眼窩隔膜を敷き詰めること。この移動によって、なだらかな下眼瞼ライン(オージーカーブ)が形成され、再発が予防されると言われています。

(左) TRL, ORLといった靭帯組織を剥離 (中) 眼窩隔膜を切開し、眼窩脂肪を同定 (右) 眼窩脂肪を尾側に固定
手術手順

①下眼瞼には、全体的にクマの膨らみが目立ちます。同時に、目周り靭帯シワ(ORL)の輪郭も認めます。

②デザイン。青丸は、突出している眼窩脂肪をマーキングしています。その下の青実線は靭帯の存在するエリアで、さらに下の点線部は剥離予定エリアを示しています。尾側方向には、同時に行う糸リフトのデザインが見えています。

③通常、静脈麻酔下で手術開始します。眼窩下神経ブロック、続いて、手術部位へ局所麻酔します。

④結膜切開からアプローチします。



⑤眼窩下縁を超え、TRL, ORLといった硬い靭帯組織を剥がしていきます。セッシが青い実線を超えており、靭帯がしっかりと剥がされていることが確認できると思います。眼窩下縁より尾側にポケットを作成するイメージとも言えます。症例にもよりますが、本症例では、3時から9時までのエリアを広く剥がしています。

⑥眼窩隔膜を切開し、眼窩脂肪を遊離させます。内側・中央・外側それぞれの眼窩脂肪を確認できます。

⑦作成したポケットに眼窩脂肪を敷き込むように移動させて終了です。
ダウンタイムのイメージ
- 当日〜3日:腫れのピーク、冷却・テーピング
- 1週間:大きな腫れが落ち着き始める
- 2週間:腫れ・内出血が軽快する目安
- 1か月:細かなむくみが残る場合あり
- 約3か月:完成の目安
オススメしたい併用施術
糸リフト
裏ハムラ単独では、ほうれい線・マリオネット周りにある重みをまでリフトアップさせることは困難です。糸リフトの力で中顔面を持ち上げることで、裏ハムラの効果をさらに高めることができます。糸には様々な入れ方があるので、オーダメイドで対応しております。
脂肪注入
裏ハムラでは、破壊した靭帯の下へ、眼窩脂肪を敷き込んで再発を予防します。残念ながら、目の下〜ゴルゴライに綺麗なOgeeカーブを描くほどに脂肪を移動できないことも多いのが現実です。また、茶クマや赤クマは、皮膚の浅いエリアとなるため、改善は難しいケースも多いです。そこで、ボリューム作り及び色調改善目的で、マイクロファットやナノファットを注入しております。なお、脂肪注入以外の方法としては、ベビーコラーゲン・ヒアルロン酸・ピコトーニングなどがございます。
その他
裏ハムラで眼窩脂肪を移動させると、皮膚のシワが目立つようになることがあります。これに対し有効な治療として高周波治療機器Piamo・肌育注射(ジュベルックやプルリアルデンシファイ)がございます。
術後について
術後3日間のクーリング、3日間のテーピングは大切です。1週間後くらいから、腫れは急速に引いてくるイメージとなります。また、術後の腫れが強いと、睫毛内反(睫毛が眼球に刺さる症状)となるリスクがあります。
修正手術について
「クマ取りして "目元の膨らみ" は改善したけど、靭帯シワが残っている」というケース。この場合には、ハムラ法を用いて修正することが可能と思われます。当院では、さまざまなアプローチでクマ改善治療を行っております。修正についても、お気軽にご相談ください。
まとめ
- 施術時間 : 3時間
- ダウンタイム : 腫れ・内出血は約2週間。完成の1つの目安は3ヶ月です。
- 主なリスク : 睫毛内反、外反、ドライアイ、左右差、知覚鈍麻、内出血、むくみ、キズアト、目やに、小シワの出現、など
- 麻酔 : 静脈鎮静法+鎮痛セット
- シャワーや入浴 : 創部以外は、24時間以降から可能。創部を直接濡らして良いのは術後3日目から。
症例写真
https://shimokitazawa-skin.com/photo からご覧いただけます。
キーワードは、"裏ハムラ" と入れて検索してください。

ご料金
通常価格は350,000円(静脈麻酔+鎮痛セットは込み)となります。
モニターさま価格 200,000円 (静脈麻酔+鎮痛セット55,000円は別途)にてご案内しております。
メールでのご相談 : info@shimokitazawa-skin.com
よくあるご質問
目の下の脱脂+脂肪注入と比べ、ハムラ法のメリットはなんですか。
ハムラ法では硬い靭帯を外すため、脱脂+脂肪注入とは違い、目周りの薄らした靭帯シワを改善させることができます。
若い時に涙袋があったのですが、ハムラ法でそれは再現できますか?
ハムラ法で眼窩脂肪を移動させることで、膨らみが改善する結果、涙袋が出現するケースはあります。しかし、これは個人差が大きい部分です。
睫毛ギリギリを切るという事ですが睫毛に影響はないですか?
睫毛の上を切り毛根が傷つくと睫毛が少なくなる事があります。そうならないように毛根が傷つかないギリギリの場所で切開をしますので影響はございません。
アートメイクをしていますが、影響はありますか?
手術自体は問題なくすることは可能です。睫毛のギリギリの切開のライン上にアートメイクがある場合は、アートメイクの中に傷をつけると目立ちますので、アートメイクの下縁からの切開をして、極力影響がないようにします。
傷口は目立ちますか?
切開する傷は、1-3か月ほど赤味が残り、徐々に目立ちにくくなります。経過中はメイクをして隠していただく事になります。幸いなことに、目の下は傷が非常にきれいに治る場所の一つで、1か月の時点で気にならない人も多くおられます。メイクをすれば7日目くらいから目立たないでしょう。
1回手術をすると一生維持できますか?再発はないですか?
1回目の手術の年齢にもよりますが、基本的に一生に1度の手術と考えて良いでしょう。
ハムラ法は眼窩脂肪を一緒にとることはできますか?
下まぶたの膨らみは、眼窩脂肪が原因で生じる膨らみです。ハムラ法は、眼窩脂肪を摘出するのではなく、下方向に移動させる手術です。移動してもなお膨らみが多い場合、眼窩脂肪を適量摘出することもあります。
ハムラ法術後の経過はどんな感じですか?通院は頻回に必要でしょうか?
痛みは1-2日が軽くジンジンする程度の痛みで、4-5日でほぼ気にならなくなります。腫れについては、抜糸時の7日目であまり気にならない程度で、傷口も1週間後メイクが出来るようになると隠していただけます。
青クマや茶クマも治りますか?
ハムラ法は、主に、目の下の構造的な凹凸を整える手術です。血管や皮膚の要素による青クマや、色素沈着による茶クマそのものを直接治療する手術ではございません。当院では、内服・塗り薬・肌育注射・脂肪注入・レーザー治療などを用いて、青・茶クマ対策を行っております。こちらもぜひ、お気軽にご相談ください。
顔表面への傷が気になるので、まぶた裏からのハムラ法を希望しています。表面からする場合とどう違うのでしょうか。
瞼の裏からのする方法を経結膜法、皮膚側から行う方法を経皮法と呼びます。経結膜法の最大のメリットは、皮膚側にキズがつかない点です。逆にデメリットは、弛んだ皮膚の切除ができないこと、手術視野が狭く操作が困難な点です。一方で、経皮法のメリットは、あまった皮膚を最後に切除することができる点と、視野が広く確実な操作がしやすい点です。逆にデメリットは、キズアトと外反のリスクと言えます。幸いなことに、目元の傷は将来的には非常にきれいに治りますので、目元の皮膚に傷がつくというデメリットはそれほど大きな問題ではないと考えております。
「経結膜的下眼瞼脱脂術」と何が違うんですか?
脂肪を”取る” のか “移動させる”の違いです。
裏ハムラは、経結膜的下眼瞼脱脂術の先を行くというイメージとなります。各ページの手術手順を見ていただくと分かりやすいです。
脂肪注入も必要ですか?
裏ハムラでも、脂肪注入を要することがあります。1つ目は、主に思った以上に中顔面ボリュームが不足し、綺麗なオージーカーブを作れない時です。2つ目は、茶クマが目立ち、ナノファット注入を考える時になります。
裏ハムラをすれば一生クマはできませんか?
”一生絶対に戻らない”とは言えません。手術で下眼瞼の構造を整えても、加齢による皮膚・脂肪・骨格などの変化は続くためです。
結局、脱脂と裏ハムラ、どっちがいいですか?
これは、診察してみないと決められません。目の下のクマ治療で最も大切なのは、”自分の目元に合う施術を選ぶこと” です。脂肪を取った方がきれいになる方もいれば、取らずに移動させた方が自然に整う方もいます。脂肪の量、凹みの位置、皮膚のたるみ、骨格、などを総合的に判断した上で必要な治療をご提案します。
青クマや茶クマも治りますか?
ハムラ法は、主に、目の下の構造的な凹凸を整える手術です。血管や皮膚の要素による青クマや、色素沈着による茶クマそのものを直接治療する手術ではございません。当院では、内服・塗り薬・肌育注射・脂肪注入・レーザー治療などを用いて、青・茶クマ対策を行っております。こちらもぜひ、お気軽にご相談ください。
一度受ければずっと効果がありますか?
再配置した脂肪による形態改善は、長期的な効果が期待できますが。しかし、手術後も皮膚や靱帯などの加齢変化は続きます。そのため、「一生まったく変化しない」という手術ではありません。
このページの監修医
院長
保坂宗孝
略歴
-
2006年
東邦大学医学部医学科卒業、東邦大学医療センター佐倉病院形成外科 -
2011年
大阪回生病院形成外科 -
2017年
精神神経科 -
2020年
共立美容外科分院院長 -
2022年
ガーデンクリニック分院院長 -
2023年
ガーデンクリニック本院院長 -
2025年
下北沢スキンクリニック開院
資格
- 日本形成外科学会認定形成外科専門医
- 日本美容外科学会認定美容外科専門医(JSAPS)
- 精神保健指定医
所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本美容外科学会(JSAS,JSAPS)