粉瘤は、中身を押し出すだけではダメ
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粉瘤 (アテローマ)は押し出すと,白い塊や膿が出てスッキリ治った感じがするでしょう。しかし、これだけでは高い確率で再発に繋がってしまいます。
黄色ニキビとは違い、中身を出すだけではダメなのです。今回は、”粉瘤を潰したけど、何か残っている気がする” という場合、どのように対応するべきかを解説していきます。
粉瘤とは?&問題点
粉瘤の正体は、皮膚の下に袋(嚢腫)ができ、その中に古い角質や皮脂などの老廃物がたまったものです。粉瘤の問題点は「袋全体」を取りきらない限り、中身だけ押し出しても、必ずと言っていいほど再発してしまう点です。いつ再発してしまうか分からない状態で過ごすことは不安でしょうから、下北沢スキンクリニックを受診しましょう。
袋の取り方は2通りある
袋にアプローチするためには、くり抜き法と切開法の2通りがあります。どちらを選択するのかは、袋が皮膚にくっついている面積(皮膚に癒着しているエリア)によります。

癒着しているエリアが小さければ、くり抜き法で対応出来ます。しかし、エリアが大きい場合には、切開法でしっかり切り取る必要性があります。
当院では、基本的に、粉瘤の当日手術 (日帰り手術)を行っております。 “粉瘤の袋が残っている” と判断した時点で、袋の摘出を検討する方針とすることが多いです。摘出は、形成外科専門医・皮膚科専門医が行うので安心してください。
最後に
粉瘤で長年悩んでいる方々をよく見かけます。再発を繰り返してしまうと、皮膚にダメージか加わり、治療を段階的に難しくさせてしまいます。少しでも悩んでいる方は、下北沢スキンクリニックまで相談してください。
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